自律神経失調症とセロトニン

こんにちは。スタッフあかりです。

今日から「心と体」をテーマに、いろいろと書いていきたいと思います。
なぜ書いていこうと思ったか・・・、それは、自分の経験にあります。

じつは、大学卒業後、就職して2年目に心と体のバランスを崩してしまい、今までどおりに仕事を続けることが困難になったことがあるんです。
(具体的には、ある日電車に乗れなくなり、乗ると気分が悪くなる・・・を繰り返し、そのうち食べられなくなる。そのときは分からなかったけれど、パニック障害の一種ではないかと。)

なんでこんな体になってしまったのかがまったくわからず、どうしたら元に戻れるのか?病院(内科)に行っても原因がわからないから対処法もわからなくて・・・。そんな日々がありました(ーー;)

そんな経験をして思ったのは、「心」と「体」は繋がっていて、心が疲れると体にも影響が出るし、体が不調だと心も辛く落ち込んでしまう、ということでした。

また、「心と体の健康」と「自然」との関係も密接に関わっていました。

特に、心が辛いときは外に出る気がしないのですが、それでもなんとか早起きして山に登り日の出を全身に浴びると元気が出たのです。
「たった30分ほどで何が変わるんだろう」と思いながらの散歩でも、家に帰って来たときの心は軽くなっていました。

後に、臨床心理士の方から心と体の不調と自然との深い関わりをお聞きして「そうだったのか~」とすごく納得しました。

こちらでは、そんな経験から学んだことを、「心と体と自然」をテーマに更新していきたいなと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

 

自律神経・・・「交感神経」と「副交感神経」のバランスが大事

 

私たちが毎日元気に生きるために、24時間働き続けてくれているのが「自律神経」。
各内臓の働きを調整したり、ホルモンの分泌や体温を一定に保つようコントロールするなどして心と体のベストな状態を保ってくれています。
健康に生きていくためにとても重要な役割を果たしています。

自律神経には、心身を活動的にする「交感神経」と、リラックスさせる「副交感神経」の2つがワンセットで機能しています。
起きている間も寝ている間も、常に、この2つの神経のバランスを取ることで、快適に過ごすことができるのですね。

 

自律神経失調症

 

自律神経が正常に働き、「交感神経」と「副交感神経」がうまくバランスを取っていると、私たちの健康は保たれます。

ところが、人間関係や不安などから起こる内的ストレスや、過労や騒音などから起こる外的ストレスが過剰に起こると自律神経のバランスが乱れてしまい、一転して心と体に支障が出てきます。

すると、さらにストレスに対応できなくなってしまう・・・。

こうして自律神経が乱れてバランスが崩れてしまった状態が「自律神経失調症」です。

その症状は、肩こり、めまい、頭痛、冷え、下痢、便秘、胃の不快感、不眠などさまざまなのですが、その人の弱いところに現れやすいといわれています。

 

「セロトニン」と「自律神経」の関係

 

そんな、私たちにとって欠かせない自律神経のバランスを整える働きを担っているのが、脳内ホルモン「セロトニン」。
「しあわせ伝達物質」とも言われているように、心・精神の安定や、感情・気分のコントロールに深く関わっている神経伝達物質です。

セロトニンには、自律神経(交感神経と副交感神経)を調節する機能を活性化する働きがあります。

心・体で感じる不快感(ストレス)を対処するために、バランスを崩しながらも懸命にがんばってきた自律神経は、このセロトニンの助けを借りることでバランスを整えます。

感情や気分をコントロールしたり、精神を安定させる働きのあるセロトニンが脳内で活発に作り出されることで副交感神経の働きがアップし、交感神経優位による緊張と興奮がおさまります。
そしてようやく、心が元通りの平穏な状態にリセットされていくのです。

 

しかし、ストレスが何度も何度も長期間に渡って心と体に押し寄せ続けると、その分だけひっきりなしにセロトニンが分泌されなければ、心のバランスが保てません。

長期間続くストレスにより、「セロトニンを分泌せよ」という脳からの命令はひっきりなしに発令されるのですね。

物事には限界というものがあり、限界を超えて分泌され続けたセロトニンは、そのオーバーワークの結果、やがてニューロン(神経細胞)の神経終末から分泌されなくなるのだとか。

こうして、「セロトニンを分泌せよ」という指令が届かなくなっていくに従って、その分泌量が暫減し、やがてセロトニンは分泌されなくなります。

セロトニンの減少と「うつ病」は深い関わりがありますので、うつ病にならないためにもセロトニン対策したいものですね。

 

 

セルフケアでセロトニン対策を

セロトニンの分泌量が減少すると、うつ症状が出やすくなります。
そこで、セロトニンの分泌量をアップするのに効果が期待できるセルフケアをご紹介します。

それは、左右から交互に体に刺激を与える運動「両側性リズム運動」です。
普段取り入れられるこの運動としては、ウォーキング「自分の二本の足で歩くこと」が挙げられます。

①足の裏が地面に触れた感覚(触覚)

②自分の足に自分の体重が乗った感覚(重量感)

①と②が左右交互に体に伝わる(=歩く)ことで、セロトニンの分泌を促進させるだけでなく、脳内の「記憶の代謝を促す神経回路」を活性化させる効果があると言われているのです。

 

 

太陽を浴び、運動をすることが重要

朝、普通に起床して日中活動すると、セロトニンという脳内ホルモンが分泌されます。
セロトニンが不足するとうつ病になりやすいので、心の元気が少なくなっているなぁと感じる方は、なるべく昼間に活動されることをおすすめします。

セロトニンを効果的に分泌させるには、

●太陽光線を浴びる

●ウォーキングなどの「両側性リズム運動(左右から交互に体に刺激を与える運動)」

●「達成感・充実感」を覚えるような作業をする

ことが良いと言われています。

 

牧野リトリートフィールドでは、太陽のもと、畑やそのまわりを歩き回ったり、実際に土を触って無農薬・無肥料栽培の野菜を育てたりと、自然と一体になって行動します。

そして、自分で育てた野菜を収穫して食べたときは感動しますし、食べた人の「美味しい」という声を聞いた時の嬉しくて心が充実しているのを実感できます。
きっと、セロトニンが効果的に分泌されているのでしょうね。

 

 

また、地面の近くには、細胞を活性化させる働きを持つマイナスイオンの層があるといわれています。
植物自体からもマイナスイオンが出ていますので、相乗的に健康効果が高まります。

昔から、農業に携わるご年配の方は元気だといわれますが、確かに、近所の田んぼで作業しているおじいちゃんおばあちゃんはいつ見ても元気です(^▽^)

 

メラトニン「睡眠ホルモン」

さらに、分泌されたセロトニンは、夜になると「メラトニン」という脳内ホルモンに変化する特徴があります。

メラトニンは「睡眠ホルモン」なので、メラトニンの量が十分にあると、次第に深くて長い睡眠が取れるようになります。

 

 

日頃から、なるべく規則正しい生活を心がけ、良質な睡眠を取ることが大切ですね。

 

1)朝は起きる

2)昼間は外に出る

3)土を触る

ことで、人間本来の健康を取り戻す効果が期待できます。

 

畑でリフレッシュ

 

兵庫県姫路市にある牧野リトリートフィールドでは、土に触れ、自然と一体化しながら野菜を育てています。

自然がたっぷり、ゆったりとした農園時間が流れる中で、心と体を存分に休めてリラックス&リフレッシュ♪